森のリトル・ギャング プレミアム・エディション ハミーのくるくる大作戦ディスク付き (初回限定生産)
森が狭くなり、食べ物もなく、お腹をすかせた森の動物たち。アライグマのRJは、そんな仲間に「人間の町へ食べ物を調達してこないか?」と誘う。お腹をすかせた動物たちは、その話にのり、さっそく町に向かうが、人間の町には食べ物もたくさんあるが、危険もたくさん潜んでいた! 食べ物集めの冒険は、やがて動物駆除係の出現で大騒動に発展していく。
ドリームワークスが贈るキュートな動物CGアニメ。コミカルでテンポのいい演出で楽しい映画だが、その根底に流れるのは、自然が侵され、行き場をなくした動物たちの叫びだ。地球温暖化への警告をベースにした『アイス・エイジ2』もそうだが、表向きは華やかでかわいらしいけれど、意外やきちんと問題提起している。ターゲットはファミリー層だが、子どもたちにアニメを通して、いろいろなことを考えさせようと工夫する姿は好感度大だ。CGアニメならではのリアルさ。特に動物たちのフサフサした体毛を感じさせる映像は見事で、キャラクターもキュート! 主人公の声をブルース・ウィリスが担当。ほかアヴリル・ラヴィーンも声優初挑戦。そして日本語吹き替え版では、主人公を役所広司が担当し、アヴリルが演じた役を歌手のBOAが担当しているのも興味深い。(斎藤 香)
![]() |
試写会で見ました |
シュレックや、マダガスカルなど相当なドリームワークスファンである自信のある自分ですが、森のリトルギャング。これもよかった、とにかく飽きません!画面をところせましと暴れまくる動物たち、テンポの良いかけあいなどが最高です。
個人的にお気に入りで、劇場で一緒に見ていた(知らない)子供たちもやはりお気に入りは、リスのハミィでした。(一番笑い声が聞こえました)まさか、「加速装置」を使うとは…ひさびさに映画館でわざとらしくない笑い声を聞きました。
ちなみに見に行ったのは、吹き替え版でした。自分はマダガスカルなどは、英語版の言葉遊び的な言葉の掛け合いがお気に入りだったので、「ちっ、日本語吹き替えかよ?」と思っていたのですが、吹き替え役の俳優が意外とマッチ。役所広司のハスキーな声、どう聞いても金八先生にしか聞こえない武田鉄矢の亀など聴き所も満載。
![]() |
親子で「何故?」「どうして?」と盛り上がって |
動物が人間から食料を強奪する。
こう書くとかなり印象は悪いですね。
しかしその前に人間が動物から環境を奪ったのです。
住まい、食料、豊かな自然も。
動物の視点を通して繰り出される、自然破壊への痛烈な批判が隠されていることに、彼らに振り回される人間達を見てゲラゲラと笑った後はたと気づくのです。
星ひとつ減らしたのは、日本語吹き替えに少し不満があったためです。
受けを狙ったつもりか、声を当てた人の持ちネタを吹き替えでやるのはやめて欲しいなと思いました。
子供さん向けの作品ですので、大人である私が気にしすぎなのかもしれません。
と、そういう理由で星4つ。
ただ「森を守ろう」「自然を破壊するな」ではなく、「森がなくなるとどうして動物は困ってしまうの?」ということが子供さんにもわかりやすいかと思います。
だから話を見て親子で楽しんだ後に、ちょっとだけでいい、自然に優しい人間になって欲しい。
そういうメッセージも込められているのではないか、と感じました。
動物だって必死に生きているんです。


